ラバーダム防湿は、主に根幹治療で使われています。薄いゴム製シートで歯を覆うことで、治療の成功率と安全性を高めることができます。治療の特徴やメリット・デメリットをご紹介します。
治療中のリスクを最小限に
治療中の歯は、唾液による感染リスクが心配されます。ラバーダム(ゴム製シート)を使用することで、治療部位だけを露出させ、唾液の流入を防ぐことができます。また、舌や治療器具の接触やそれに伴うケガのリスクも軽減され、根管治療の成功率が大幅に向上します。
ラバーダム防湿のメリット
清潔な環境で治療できる
治療する歯を隔離することで、唾液や呼気に含まれる細菌が患部に流入するのを防ぎます。
安全な治療が行える
治療中に舌がぶつかったり、小さな器具や治療材料が誤ってお口の中に入り込む心配を低減できます。
治療の精度が向上する
歯を乾燥状態で保つことで、歯科用材料の接着性や硬化性が向上し、治療の効果が高まります。
ラバーダム防湿のデメリット
使用するのが難しい方も
ゴムアレルギーをお持ちの方は、装着することができません。また、鼻呼吸が苦手な方は息苦しく感じてしまうこともあります。
取り付けに時間がかかる
特に初めて使用する方や治療内容が複雑な場合、取り付けに時間がかかることがあります。
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